はじめての水槽


今回は「おじさんが初めて立ち上げた水槽」というお話です。
動画でも過去に2度くらいしか出て来ていないはずなので(たぶん)、もしご存じの方がいたら相当なおじさんマニアかと思われます。

初めて作った水槽、それは現在も維持中の60cmスリム水槽なんですが、そちらの立ち上げ当時の様子(2014.4)を振り返ってみます。
正直恥ずかしいのですが、当時を恥ずかしがるほど今の水槽がアレか?となると別にそうでもないですし、むしろ現在の水槽をしつこく動画で発信しているおじさんが当時を恥ずかしがるのも変な話なのかも知れません。



こちらがおじさんが初めて立ち上げた水槽で、現在も維持中の60スリムのおよそ5年前の姿です。立ち上げ当初の様子からすると、今はだいぶ様変わりしました。

2017.10



この水槽を眺めてまず眼が行く部分がここではないでしょうか?
水槽右端で存在感を発する謎のアニミズム。。自分がこれを他人の水槽だと思って眺めると、まずここに眼が行きます。逆にここに眼がいかない人は心がきれいな人だと思います。

これは家の人に「こういうのも置いたらいいんじゃない?」とおすすめされまして、自分的にはやりたいこととは少し違ったのですが、実家に水槽を置かせてもらう以上断れませんでしたね。おじさんが最初に感じた「帰省アクアリウム」でした。



やたらと荒削りでダイナミックな水景。そのへんで拾ってきた石とか流木でゴツゴツしている。後々になって「こういうのは水草を植えるのに邪魔」だと分かり、どんどん撤去された


7.9wのLEDに水作SPF、赤玉土(もちろん施肥なし)、無加温という簡素な設備ですし、これで本当に水草が育つのか? 心配したおじさんが最初に選んだ水草は、、

ミクロソリウム:普通のプテロプスが売ってなくてウェンディロフ
アマゾンチドメグサ:かわいい見た目で丈夫
アメリカンスプライトベトナム:戦争してるような名前の水草
グリーンファンsp.:ガチガチすぎるかな?と色気を出した
カボンバ:家族がめだか水槽に植えていたやつを引き継ぐ



左のなんかかっこいい草は、庭に生えていたシダ
おじさんは水槽をやる前に水草関係のブログ記事を読んでいた時期があって(当時は自分が水槽をやるとか想像してなかった)、コケとかシダの水中化とか、田んぼの水草採取&育成ブログが純粋に読み物として面白かったんです、たぶん文章に世捨て人感があって。
そういう方々の水槽の雰囲気も素敵で、それまで自分がお店で見ていたネイチャー系?の展示水槽とはまるで異なる、謎の風格を放っておりました。

謎の風格。ベンヤミン的に申せばアウラ(一回性、オーラ)ということかもしれませんが、目的としては再現性が重視される水草育成水槽が、結果見た目としては一回性を放つという皮肉



枯葉はエビ(ソノヘンノヌマエビではなく、お店で買ってきたミナミ)のエサとか隠れ家として入れたんですが、後々になって、これについていたバクテリアとか腐食物質を持ち込んだのが、なにかしら水槽に良い影響があったのか?としばらく考えました。




もともと実家で飼育していためだか以外にも、改良めだか(楊貴妃、青メダカ)なんかを追加して、水草にはまったく興味のない家族のウケを狙いました。帰省アクアリウムの一環として



そしてお約束?の放置後(2014.5)のようす



今振り返れば当たり前なんですが、無事に水草が生い茂ってくれたのが当時は嬉しかったです。改めて画像を見返すと、水槽の幅60cmに対して照明の幅45cmの真下だけ育っているのがおかしい。アマゾンチドメも相当な低光量に順応するので、左端に植えていたやつは抜けて水流で吹っ飛ばされたのか?

なんとなく動画投稿も始めていましたが、、今のように記録として動画を作ろうと思ったのは、もう少し後のことでした。



そもそも、なんで実家に水草水槽を設置したの?

元々は実家の人が飼っていたメダカ水槽がきっかけでした
これを改造したら水草水槽ができるんじゃないか?と考えたんです

水槽全体の写真が残ってないのが残念ですが、こんな感じで、貰ってきたメダカを赤玉土と水作SPFで飼育してました。このメダカも「宇宙メダカ」とかいう胡散臭いものなのですが(利権がどうの)、また話が長くなるので割愛




この水槽はその後、旧サブ水槽として水田雑草の水中化実験などに活躍しました。かつてブログで読んでいた田んぼの水草育成が、ついに自分にも出来るとは! 
その後一度は現役引退しましたが、アクア・サナトリウム(窓辺水槽)という名でまた復活、現在にいたります

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