エビに散髪される例のコケ
今回は流木に発生した藻類、丸い緑髭苔の話題です。
以前ツイートしたところ、思いのほか反響があったり「そのまま観察を続けて欲しい」という声があったので、手をつけずにおりました。決して面倒で手をつけな(以下略
— タニシおじさん™公式 (@donzonia) 2019年3月14日
自分が勝手に「緑髭苔」と呼んでいる藻類なんですが、なんかこう絶妙の位置に発生しました。
そして最初の撮影と、およそ1ヶ月半後のようすを比較 。。
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2019.2 |
2019.4 |
全体のボリュームは増してるようですが、毛先の瑞々しさは失われてるように見えました。下部に発生した新しめの部分?だけは青々してます。
(※画像を押すと拡大表示します)
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以前発生した同種?の藻類 |
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2019.4 |
こちらはさらに分かりやすいかと。
瑞々しい毛先が失われ、ショボショボしています。
まるでソノヘンノヌマエビに散髪されたかのようです。
緑髭苔を散髪するソノヘンノヌマエビ。次々にやってきます。
ヌマエビに処理できるなら、そもそもこの藻類発生もないはずなので、藻類内部に発生した微生物を食べているのでしょうか?
それとも、ヌマエビの散髪より緑髭苔の生育速度が勝っている水槽条件。というだけなのか。。
ちなみにこの記事を書いている最中にこんな告知が来ました。
すごいタイミングですね。。
ソノヘンノヌマエビについて知りたい方はこちらの動画をどうぞ
以前も似たような位置に緑髭苔が発生して、半年~1年ほど手をつけずに放置したことがありましたが、知らない間に勝手に取れたか消えていました。
そんなわけで「CO2無添加だと、緑髭苔は成長しきると(着生した場所から)勝手に取れてなくなる」という印象を持っていましたが(参考動画)、エビの散髪を観察していると緑髭苔が停滞するような水質とか水槽条件なら、エビの働きで充分抑制できそうですね。
なんだか緑髭苔を増やしたいのか、根絶したいのかよく分からない記事になって来ましたが、水草を育てる水草水槽とそこに共生する藻類。(60スリム水槽のように)やっかいなことにならない程度に上手に付き合いたいですし、それが可能な程度に藻類のことを理解出来たらと感じます。
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